2010年3月 のアーカイブ

男性の浴衣の着かたを学ぶ~浴衣の基礎から着物生活の第一歩を!

「浴衣(ゆかた)」とは?
浴衣は、夏に着る、主に木綿でできた「ひとえ」の着物です。
「きもの」と聞くと、どうしても敷居が高いように感じられるものですが、浴衣は着物の中でもっとも軽い装い。男性向けの着物としては唯一「絵柄つき」のものがあるなど、ファッションとして選択の幅も広く、着物の入門編として気軽に試すことができます。
「ゆかたスターターセット」を探し、お仕着せで気楽に始めてみよう!
まず浴衣着を楽しむには、最低限必要な「浴衣」「帯」「腰ひも」「履物」などをまとめて揃えたスターターセットを探すとよいでしょう。夏前のデパートや衣料量販店などで、お手ごろな価格のものを見つけることができます。
下着はシャツとトランクスでOK
着物の下に着る下着には、「肌襦袢(はだじゅばん)」があります。浴衣向けには半襟(着物を着たときに、その下からのぞく見せ襟)のついていないものを選びます。この「夏用肌襦袢」と「ステテコ」をあわせた「浴衣下」セットなども売られています。
ただ、もともと浴衣は吸湿性にすぐれた着物で、さっぱりと着こなすもの。浴衣用下着は「浴衣に」汗を吸収させず、大切に着るためのものなので、洋物の下着で代用してもまったくかまいません(ただし、浴衣から下着が覗かないよう、大きく開いたU首のものなどを選びましょう)。
また最近では、浴衣の下に隠して見せない下着だけでなく、履物をビーチサンダルにするなど、浴衣と洋物のサンダルとあわせることも珍しくなくなっています。浴衣は庶民の着物であり、改まった場所で着るものではありませんが、そのぶん多少伝統と違っても気にしないで楽しめるのです。
浴衣はあくまでも普段着。細かい部分にはこだわりすぎないのがよいでしょう。
浴衣の着かた
それでは、実際に浴衣の着付けを見ていきましょう。
浴衣を着付けるときの姿勢に注意しましょう。着物は猫背厳禁。あごを引いて背筋をのばすのが基本です。また、着付けの最中にしゃがむと着崩れてしまうため、腰ひもや帯を、「しゃがまず手にとれるところ」に置いておきます
STEP1
まず浴衣を羽織ったら、左右それぞれの手で両ソデを軽く引っぱり、左右の長さが均等になっているかどうか確認します。

背縫いが真ん中に来るように注意。慣れないうちはいちいち指で触って確認しましょう
STEP2
着物の左右を確認したら、両ソデを引っ張ったまま、後ろのエリが首にピッタリついていることを意識させつつ、「下前(羽織ったとき身体の右側にくる部分=「身ごろ」)」を左腰の深い位置に押さえます(着物のエリ位置は男性も女性も同じ。「左前」にすると「死装束」になってしまいます)。

押さえた「下前」から右手を離してはいけません。羽織ったときの、「エリが首にしっかり付いている状態」に引き続き注意!
STEP3
「下前」を押さえたまま、「上前(左手に持った身ごろ)」を「下前」の上に重ね、首元のエリの形を確認します。着付けを崩さないよう「上前」を押さえた左手はそのままで、着付けを崩さないよう「下前」を押さえた右手を抜きます。

身ごろの腰から下は、身体にしっかりと巻き付けておきます。ただしこのままでは歩きにくいので、着付けを終えたら帯の下に出た「下前」のエリ先をゆるめておくのを忘れずに。
STEP4
着付けを崩さないようにしながら腰ひもを手に取りましょう。ひもの真ん中で「上前」を押さえつつ、ひと巻きして前で蝶結び。

ひもを結んで余った部分は、帯の邪魔にならないよう腰ひもの内側にしまいこみ、できるかぎり平たくします。
腰ひもは、後ろは高く前は低く! 身体の前では腰の位置、背中では腰よりやや上の位置で、横から見ると腰ひもは斜めになっています
これで帯結びの準備ができました。最後に、背縫いが背中の中心になっているかをチェック! 慣れればここまで一分とかかりません。帯結び編に続きます!
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この記事の続きはこちら

男性の着物の着付けを学ぶ~帯結び「片挟み」編
男性の着物の着付けを学ぶ~帯結び「貝結び」編
男性の着物の着付けを学ぶ~帯結び「職人結び」編


 

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